『名も無き人の海』2019年9月11日撮影でクランクアップ!


信じ難い話ですが、日本国内で認知症になり徘徊し、身元不明のまま保護されてしまった「名も無き人」と呼ばれる、

身元不明者が現在も多数存在しているということです。 

認知症はまるで『 海 』のようだ、人は未だその深さ、広さを知りえていない。

10年後の日本では、65歳以上の5人に1人、約7百万人が認知症になるそうです。

溺れず、泳ぐにはどうすれば良いのでしょうか?

Cinema `69     代 

尾花 健一

                 

 

【制作記録】  

   制作概要の欄に2月のクランクインの状況が写真入りで掲載されています、その後の状況は以下に記載。    

*9月11日の撮影でクランクアップしましたが、追加の冬景色の撮影も終了し公開を目指して編集作業の追込み

 を行っております。

 

                                 制作・監督 担当   尾花 健一

 

令和元年5月20日 AM8:20 撮影予定日と同じ時間に、新潟からキャストがやって来る東京駅新幹線北乗り換え口

        に集合しロケハン開始。東京ロケ担当の鷹澤カメラマンとは最初の現場なので、SDカ-ドに収録

        した五郎と美佐子の芝居のリハ-サルを見て貰いながら、撮影地を下見しました。

        秋葉原電気街

        真鶴海岸~この作品のクライマックスの海岸での、五郎と美佐子の会話。

             『なみのこむら』のオ-トキャンプ場の岩場で足元が非常に悪く、移動が大変だが

              釣り人以外は近寄らない海岸です。

        早川駅~電車を乗り継ぎながらの撮影なので、段取りを理解してもらうのが難しい。

            この作品のポイントである、五郎につけられて名札の行方をあわただしい中だが

            しっかり撮らないと、この作品の謎解きが出来なくなくなるカットです。

       

        携帯カメラでのゲリラ撮影、ヤマ場の撮影を一日で撮影する厳しい現場になりそうです。

 

令和元年6月1日 いよいよ東京ロケです、幾多の事情で日帰り強行日程の撮影になります。この作品のラスト

        シ-ンの撮影を根府川の海岸で行うのですが、ロケハンの結果 波の音が想像以上に大きく、

        同時録音ですから、処理をどうするのか鷹澤カメラマン、原PDと相談、ワイヤレスマイクを

        準備しながら、、、という打合せ結果になりました。撮影予定日6月6日です。

        最小人員で、難しい段取りでの撮影になります。7日から梅雨入りで6日はかろうじて晴れな

        ので、なんとかこの日に撮影をしてしまいたいと思 

        そのあと、新潟で特養ホ-ムのシ-ンをゆいぽ-とでロケセットを組み撮影予定なのですが、

        入所者役のエキストラさんが、『入所者役。。考える。。』となかなか集まりません、ご協力

        をお願い致します。

令和元年6月6日 東京ロケ実施。梅雨入り前日で快晴でした。

        午前8時20分 東京駅新幹線北口乗り換え口に集合。原Pは機材の運搬の都合でロケ地根府川駅

               で午前11時20分に合流予定。

        午前8時30分 山手線車内から撮影開始。

        午前8時45分 開店準備中の秋葉原電気街で撮影開始                    

                 今日の撮影のポイントになる、五郎に衣服に付けられた身元を記載した名札が誰の手で

                外されたのかという場面で、名札が路上に落ちたままになっているというシ-ンを撮り

                たかったのに、開店前の清掃作業の社員に拾われてしまいNG..

         午前9時45分 東京駅より東海道線で根府川駅へ、本日は分刻みの撮影、車内でももちろん撮影

                車内から相模湾が望めるのは、早川駅を出てからの一瞬が撮影チャンス。。。

         午前11時10分 根府川駅で原Pが機材搭載の車両で待機、海辺の岩場に移動しラストシ-ンの撮影。

                なみのこ村というオ-トキャンプ場の先の岩場、大小の岩で足場が悪く、人の寄り付か

                ない穴場です。当初の絵コンテとは違う繪面で何とか撮影終了。

         午後3時   早川駅 炎天下というファ-ストシ-ンのイメ-ジと少し異なる繪面での撮影。

                美佐子が五郎を置き去る場面を電車を何度も乗り継ぎしながら撮影。

                何とか日没前に予定シ-ンはすべて撮影終了。

令和元年8月18日  午前9時30分 早川駅集合 東京地区の残りシ-ンの撮影。

                ・早川駅のMEGUMIさん、五郎が秋葉原に勤務していた頃の思い人、湘南の海で遊び、

                 いつも早川駅まで、送っていた女性(と五郎の意識の中にある女性、実在したかは?)

                ・東海道線、山手線の車内のシ-ンは6月に撮影済みだが、電車の外観はまだ。。

                 撮り鉄に負けないシ-ンを鷹澤カメラマンがロケハンで見つけ、酷暑の中海辺。。

                 海と鉄橋の見える山の中で電車が通過するシャツタ—チャンスを待ちました。

 

令和元年9月11日  午前9時   新潟市中央区のゆいぽ-と(旧二葉中学校後)にスタッフ集合。

                同施設内のクリエイテイブスタジオを特養ホ-ム『曙荘』にロケセットを組む。

         午前10時   新潟ロケネットサ-ビス等で募集した約30名のエキストラの方集合。

                入所者役、その家族役、曙荘スタッフにそれぞれ扮して頂き、リハ-サル開始。

                音楽療法のシ-ンがメインなので、まず唱歌『砂山』の練習、余りに参加者の合唱が

                素晴らしく、NG。 如何に下手に唄って頂くかのリハ-サルとなる。

         午後0時   Cinema`69の撮影では、参加者全員に同じロケ弁が支給され、全員で一緒に食べる事に

                なっており、本日は約50名余がラウンジに集合し、食事をしました。

                新潟日報の女性記者の方が取材に見えられ、監督、出演者に取材されていました。

                ( 9月25日の朝刊に掲載されました。)

         午後1時   本番の撮影スタ-ト、午後4時半までに36カット撮影という時間に追われる撮影となり

                ましたが、約40分の延長で、エキストラの方が創り出した特養ホ-ムの雰囲気の中で

                主役3名の熱演を撮影できました。

         午後6時    撮影終了 撤収 解散   ドラマ部分の撮影は終了致しました。